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フルマラソン後半で失速する市民ランナーが、まず見直したいこと

「後半になると、急に脚が動かなくなる」
「呼吸よりも、脚が先に終わってしまう」

フルマラソンを走った市民ランナーから、こうした相談を受けることがあります。

後半の失速は、フォームだけ、練習量だけと、一つの原因に決めつけられるものではありません。普段どれくらい走れているか、脚のどこに負担が来るか、レースの序盤をどう入ったか。いくつかを分けて見ることが大切です。

この記事では、次のレースに向けて何から見直せばよいかを、順番に整理します。

この記事でわかること

  • 後半で失速するとき、最初に確認したいこと
  • 脚が先に苦しくなる場合の見方
  • 距離を増やす前に、ジョグで整えたいこと
  • 序盤で飛ばしすぎないための考え方

まずは「練習量」と「序盤」を分ける

後半の失速で多いのは、レースを最後まで動き続けるための練習量が足りていないケースです。

フルマラソンでは、特別な練習を一度入れるよりも、普段のジョグを続け、走る時間を少しずつ積み上げることが土台になります。

ただし、練習をしていても、レースの前半を飛ばしすぎれば後半は苦しくなります。スタート直後は周囲のペースに引っ張られやすいため、余力を残して入る準備も必要です。

「後半がもたない」という結果だけで、どちらか一方だと決めつけないようにしましょう。

脚のどこが先に苦しくなるかを見る

レッスンで後半の失速を相談されたときは、まず「息が苦しくて走れないのか」「脚が先に苦しくなるのか」を聞きます。

脚が先に苦しくなる場合は、さらにどこに負担が来るかを確認します。

  • 前もも、ふくらはぎ、足首、膝に負担が集まる
  • お尻やもも裏に疲労感がある
  • 走るうちに接地音が大きくなったり、身体が沈んだりする

これだけで原因を決めることはできません。ただ、特定の場所に負担が集中しているなら、今の走り方や身体の使い方を見直す手がかりになります。

お尻やもも裏を使えている感覚があっても、長い時間走る準備が足りなければ、後半まで保つのは難しくなります。走り方と練習量は、一緒に見ていくものです。

距離を増やす前に、ジョグを整える

後半の失速を防ぎたいからといって、いきなり距離や練習回数を増やす必要はありません。

動きが崩れたまま走行量だけを増やすと、脚の一部に負担が偏りやすくなります。まずは、会話ができるくらいの楽なジョグで、軽くスムーズに走れる感覚をつくることが先です。

WingRunのレッスンでも、いきなり多くの情報を詰め込むのではなく、今の動きを見ながら基礎的なところから確認していきます。

次の練習につながる量を重ねる

フルマラソン対策では、頑張れた日に一気に走るよりも、次の練習につながる量で続けることが重要です。

たとえば、長めに走った翌日に強い疲労が残り、数日走れなくなるなら、その日の練習は今の自分にとって大きすぎた可能性があります。

  • まずは普段のジョグを続けられるようにする
  • 長く走る時間は、少しずつ伸ばす
  • レースに近い練習は、前後の疲労も含めて考える

個別の距離や頻度は、現在の走行量、レースまでの期間、目標によって変わります。誰かの練習メニューをそのまま当てはめるより、今の状態に合った形を見つける方が現実的です。

レースは、後半の余力を残して入る

完走や自己ベストを目指すときほど、序盤の入り方は重要です。

前半に余裕があると感じるくらいでも、後半には疲労が積み重なります。「前半から頑張る」よりも、「後半まで動ける状態を残す」ことを優先した方が、結果として走り続けやすくなります。

鹿児島マラソンを目指す方は、関門と必要なペースも事前に確認しておくと、最初から焦って飛ばしすぎることを防ぎやすくなります。

鹿児島マラソン2027|関門時刻と完走に必要なペース

まとめ|走り方・準備・ペースを一緒に見直す

フルマラソン後半の失速は、フォームだけで解決するものでも、練習量だけで解決するものでもありません。

脚のどこが苦しくなるか、普段どれくらい走れているか、序盤をどのように入っているかを分けて確認してみてください。

軽いジョグを続けながら、今の走り方と練習の組み立てを少しずつ整えていくことが、後半まで動ける準備につながります。

今の走りと練習を、まず整理しませんか?

「後半になると脚が止まるけれど、何を変えればいいかわからない」「練習量を増やしたいが、自分の走り方のままで大丈夫か不安」。そんな方は、初回レッスンで現在の走りを確認しながら、何から取り組むかを整理できます。

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よくある質問

後半の失速は、練習量だけが原因ですか?

練習量は大切な要素ですが、それだけで決めつけることはできません。普段のジョグの動き、レース序盤のペース、脚のどこに負担が来るかなども一緒に確認します。

心肺は大丈夫なのに脚がもたない場合、フォームが悪いのでしょうか?

走り方が影響している可能性はありますが、脚力や走る時間への準備など、複数の要素が考えられます。脚のどこに疲れが出るかも含めて見ていくことが大切です。

距離走を増やせば後半の失速は改善しますか?

距離や時間を積み上げることは土台になります。ただし、急に増やすのではなく、普段のジョグを続けられる状態をつくりながら進める方が現実的です。

レース前半は遅く入りすぎても大丈夫ですか?

レースの関門や制限時間を事前に確認したうえで、後半に動ける余力を残すことを考えます。大会や目標によって適切な設定は異なります。

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