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ランニング初心者が走るのをやめてしまう理由

こんにちは、ランニングトレーナーの石井です。

今日は、

ランニングを始めたばかりの人が走るのをやめてしまう理由

について書いていみたいと思います。

もし、あなたが、

これからランニングを習慣化したい

という場合であったり、

すでに習慣化している方でも

「ランニングを始める知り合いの手助けをしたい!」
「ラン友を作りたい!」

と思っているのであれば、お役に立てる情報かと思います^ ^

ランニングってカラダ一つで簡単に始められる手軽なスポーツですよね。

11月〜2月のマラソン・駅伝シーズンになると、テレビで走っているランナーさんに触発されて

「ちょっと私も走ってみようかな」

とランニングを始める方も多いです。

その一方で、ランニングはドロップアウトする人が、とても多いスポーツでもあります。

始めるのがカンタンなら、やめるのもカンタンなんですね。

では、なぜ 長続きしないのでしょうか?

僕としては、主に3つの理由があると考えています。

理由1:走る理由が曖昧

理由2:学校体育やメディアによる洗脳

理由3:走り方を知らない

順を追って説明しますね。

理由1:走る動機づけ、走る理由が曖昧

当たり前のことですが、これまでトレーニング経験のない方がランニングを始めると、、

心拍数が上がり、呼吸も荒くなり…

「きつい」「苦しい」

こういう状態に走り始めて、割と「すぐ」なります。

この時に、多くの人が思うことは

「ランニングを日々続けていれば、いつかはラクになるはずだ」

ですよね。

確かに、その通りです。

ある程度、走力・体力がついてくれば、走るのがラクになってきて、楽しくなってきます!

しかし、残念なことに多くの人が、その「いつか」がくる前に辞めてしまいます。。

それは、「自分が走る理由」が曖昧で「覚悟」できていないからです。

覚悟っていうと、なんだかカタいですが、、

走る理由が明確であれば、ある程度の困難は受け入れることができます。

ですが、走る理由が曖昧だと…

「走る以前のラクな生活に戻ろう」

とするのが、人間というものです。

なので、走る理由を明確にした方が良いですね。

あなたがランニングを通して、

・欲しいもの・手に入れたいものは何なのか?
・得られる恩恵やメリットは何なのか?
・目指しているライフスタイルはどんなものか?

この辺りを10分でいいので考えて、紙に書き出すなりして
明確にしておくことが大事です。

ちなみに、目標と理由は違います。

---
例)

目標:フルマラソンを4時間台で完走する

理由:
・息子や妻に頑張る姿を見せたい。
・体力をつけて、仕事にも活かしたい。
・体を絞って、モテたい。
・目標を達成して、自分に自信を持ちたい。
---

目標ももちろん大事ですが、その先に得られるもの。

それが「走る理由」です。

僕もこういったメンタルワークは結構しています。

今は、ランニングに関してというよりは、ビジネスで新しいサービスを考える時や行き詰まった時に、自分に問いかけてます。

解決のための情報をインプットするのも、大事ですが、こういったアウトプットもすごく大事です。

この種の自己分析やメンタルワークが苦手な方も、僕のパーソナルやカウンセリングを通し実施致しますので、ご希望あれば教えて下さい。

・・・

理由2:学校体育やメディアによる洗脳

学校体育出身者の僕が言うのも何なのですが…
僕たちは、ある種の思い込みを持っているものです。

別の言い方をすると、「洗脳」されているととも言えます。

ランニングでいえば、どんな「思い込み」が入っているでしょうか?

例を出して、考えてみます。

・・・

例えば、ランニングを始めた初日

10分くらい走ると…

「めちゃくちゃキツい」
「止まりたい」
「やめたい」

と思ったとします。

そこで、あなたならどうしますか?

・・・

ドロップアウトしてしまう人のパターンだと

「いや…ここで止まったらダメだ」
「今日は30分走ると決めたんだ」

と、無理して走ってしまいます。

結果、次の日には

「もうあんなキツいこと味わいたくない」

と無意識さんは言っているので、

何かと理由をつけて走らなくなる
方向に進んでしまいます。

なぜこうなるのでしょうか?

・・・

おそらく、学校体育やメディアの影響で

「止まってはいけない」
「長距離走はキツいのをガマンすることが大事」
「歩く人は怠け者」

といった洗脳が、どこかであなたの中に
入ってしまっているからだと思います。

・・・

僕だったら、その人にこう言いたいです。

「キツくなったら、歩いていいですよ」
「呼吸が整って、走りたくなったら走ればいいですよ」
「別にここで、やめてもいいじゃないですか!」
「今日は10分走ったんですね!素晴らしいです!」

事実は、

これまで、全く走ってなかった人が10分走った

0から10ですよ。素晴らしいじゃないですか。

世の中には全く運動もしないで、
ダラダラなんとなく1日を終える人が大勢います。

そんな中、この方は10分間時間を作って走ったのですから。

・・・

世の中には「あなたはイマイチ」

と暗に意味したメッセージが溢れています。

でもそれは洗脳です。

あなたが実際に「したこと」に注目して、
「よし!10分走った!」
「よくやったぞ!わたし!」

と小さな達成感を日々感じていってください。

僕は、走る時間は人それぞれだと思います。

なんなら1分でも素晴らしいと思います。

・・・

理由3:走り方を知らない

これは、僕がこれから頑張っていきたい
と思っていることなのですが、

ほとんどの人は、本質的な走り方を知りません。

これは、指導できる人が少ないからです。

なので、僕は

実際にパーソナルトレーニングをしたり、かけっこ教室をやっていたりします。

走り方を知らず、非効率な走り方をしているから

ランニングを続けてもいつまで経ってもラクになれない。

「私って才能ないのかな」
「私にはランニングは向いていなかった」

となります。

どんなスポーツでも、きちんと学べば体得できます。

なので、ランニング初心者の方には、まずは「走り方」を身につけることにフォーカスしてほしいなと思います。

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